ゴンタ                気ままな日記です。


by gonta_i
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by gonta_i | 2005-10-20 00:42 | その他
『人類最古の哲学:カイエ・ソバージュⅠ』(中沢新一,講談社選書メチエ,2002年.) 2005-10-18読了.

読後感想

中央大学での講義録をまとめたものがこの「カイエ・ソバージュ」シリーズで、
本書は、全5巻のうちの第一巻。

講義録とだけあって、読みやすい。しかも内容がおもしろいので、4日間の行き帰りの通学電車のなかで読みきってしまった。

本書は、神話が主題となっていて、内容の6割は世界じゅうの「シンデレラ物語」の説明である。
神話と言えば、個人的には、『古事記』のストーリー性と純朴さエロスとに満ちた八百万の神々の時代(=神代編)の物語が好きだ。

神話とは、いかにして世界と人類が今のかたちをとるようになったか、を説明したもの。たんなるおとぎ話にしか見えなくても、実は意味の深い世界観を持っている。神話のなかの、神々、英雄、動植物といったものはなにかの象徴や機能を果たしているのだ。
日本では『古事記』、『日本書紀』が神話を含んでいる。
例えば、『古事記』の冒頭のイザナギとイザナミの国生み神話(読むと腹を抱えて笑ってしまう)にも、深い意味があるということ。

本書には、序章に神話学の研究史(フレーザーやレヴィー・ストロースの仕事)や、「バナナ型神話」などといった概説的なことが簡潔に説明してあるので、神話学を知るための足掛かりともなると思う。

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Largo Lifeさんの「大丈夫なのか芥川龍之介。」よりトラックバックさせていただいた。
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by gonta_i | 2005-10-19 01:25 | 読書感想

ニンニク・パワー

今週末に同じ寮の友人二人と剣道の大会に出場する。

そのうちの一人の明石に勧められて、大会前一週間から、毎晩就寝前にニンニクをひとかけら食べている。

瞬発力が即効的につくとのこと。

このニンニクが僕のからだに2つの副作用をもたらしている。

一つ目は、すこぶる体調が良くなったこと。ニンニクを食べ始めてから、学校帰りに疲れを感じなくなったのには、正直驚いている。

二つ目は、これはニンニクを食べる以上覚悟しないといけないことだけど、口臭。朝起きたらほとんど消えていると思うが、気になる。
きょうも授業で隣の席になった女の友達と休み時間にしゃべっていたが、ニンニク臭がしないだろうかと冷や汗をかきながら、話をしていた。
でも、仕方がない。ニンニクのにおいにいろいろな効用が含まれていると言うしね。

でも、おいしいから、やみつきになりそう。。。
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by gonta_i | 2005-10-18 23:50 | 日常

キンモクセイ

キンモクセイ(金木犀)のいい香りが街じゅうに漂っている。

この香りをかぐと毎年思う。
「トイレの芳香剤は、この香りを実にうまく再現しているなあ」、と。こう思うのはボクだけではないだろう(と信じたい)。

今日は、現代俳人・金子兜太の歌った金木犀にまつわる句を挙げて、筆を置くこととしたい。

「犬の睾丸ぶらぶらつやつやと金木犀」

(金子兜太.『皆之』 立風書房,1986年. 所収)
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by gonta_i | 2005-10-16 01:14 | 日常
これは、インドネシア語学習者のためのメーリングリスト。インドネシア語は他の人気のある言語に比べて、質の高い学習用メディアが発達しているとはいえない。そのなかで、異彩を放っているのがこれ。毎回、なるべく読むようにしている。
3年生ぐらいまでは、レベルが高くて読んでも分からないことが多かったが、最近になってやっと理解できるようになってきた。

今日送られてきた「インドネシア語の中庭」の第2話は、なかなかおもしい内容だったし、インドネシアの歴代大統領について最低限知っていればわかることなので紹介したい。ちなみに、この小話はインドネシア語とはあまり関わりがありません。
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>\w Indonesian Presidents' English (歴代大統領の英語)

>ACEID の編者 Alan Stevens のメーリングリスト Bahtera への書き込み,
"Indonesian Presidents' English" (10/4) を読むと,一番の達者はHabibie(ゴンタ注:ハビビ), 次いで Gus Dur(ゴンタ注:ワヒド大統領の愛称)。現ユドヨノ大統領は三番手。Megawati は評価外,ということらしい。

>I forgot to mention Suharto. Apparently he knows very little English. I never heard him but I got this from a friend who interpreted between Suharto and Clinton. As for Sukarno, I've always heard that his Dutch was better than his English or his Indonesian! But I have no evidence for that.
>初代大統領スカルノはオランダ時代の子,彼を追い落とした軍人スハルトは日本時代の子。当然の言語能力だろう。

>このスカルノの better than … his Indonesian! を読んで,サストラネガラ先生も,数詞は先ずオランダ語だとおっしゃっていたのを思い出した。南方特別留学生として来日,広島で原爆を体験された先生は,子供の頃,オランダ語を身につけるためにオランダ人の家庭に預けられたという経歴をお持ちだった。[Sg 10.8.05]

首脳会談のときなどにインドネシア語の通訳をする外務省の人の、こんな話を聞いたことがある。
大統領がスハルト、メガワティだったときは楽。なぜかというと、二人とも全く英語ができないから、インドネシア語だけでよい。大統領が英語もできると、こっちは用なしになるかもしれないし、訳のまずかった部分がばれてしまうかもしれないと冷や汗をかくとのこと。
e0075624_0232390.jpg
↑僕が使っているインドネシア語の辞書3冊を使用頻度順に並べてみました。
写真左上にある井上ひさしと中沢新一の本は今読んでます。読み終わったら感想を書きます。
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追記 2005-10-26:
「インドネシア語中庭ノート」がmelma!blogからExblogに移動しているのを発見。
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by gonta_i | 2005-10-15 23:41 | インドネシア

大量コピー

きのうの話になるが、大量のコピーをした。
ざっと、2冊で合計1,300ページ!

でも、かかった費用は1,950円(理由は後述)。

この前先生から借りた本、2冊。全国の大学の図書館に2,3冊しかない本なので、手に入れようもなく、コピーするしかなかった。

昼に自転車で早稲田に行き、W大学の近くの古本屋へ。
ここは3ヶ月前は1枚7円だったが、1枚6円になっていた。思わずはにかむ。

どうやら周囲との競争で、1円値下げをしたらしい。どこかは知らないが、近くに1枚5.3円の店があると高校生が話しているのを立ち聞きした。
マクドナルドではないが、早稲田周辺ではコピー代金のデフレスパイラル現象が起こっているようだ。。。もっと値下がりしてほしいものだ。

さっき、「かかった費用は1,950円」と書いた。それは、2冊の本を横に並べ、A3サイズで2冊分を同時にコピーしたから。
6(円)×1,300(ページ)×(見開きだから)0.5×0.5=1,950。

この話には落ちがある。
実は、借りた本の一方は全部コピーしていない。
2時間近く立ちっ放しで、同じ作業を続けているのに耐えられなくなり、途中でやめてしまったから。
だから、残りの400ページ分のためにまたコピーに行く羽目となってしまった。トホホ
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by gonta_i | 2005-10-11 20:53 | 日常

最近

最近、まあまあ忙しい日が続いている。

なのに、身が入らない。

提出期限を2週間近く遅れて、まだ出していないレポート。テーマが「靖国問題」だから、やる気が失せる。
今週は、木曜日にゼミで卒論について発表(先生に激しく突っ込まれること間違いなし)。
そして、来週末は自分の大学の受験(一次試験)がある。

インターネットで遊んでる場合じゃねえ。
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by gonta_i | 2005-10-09 13:46 | 学校
(※注:以下に書いていることは、ホワイトバンドをつけている方に不快な思いをさせるかもしれない内容であることを断っておきます。)

最近、巷では、これが流行っているようだ。大学に入って以来、テレビのない生活を送っているボクは、この事実に最近まで気がつかなかった。

「ほっとけない世界のまずしさキャンペーン」が謳い文句だ。
e0075624_1583815.jpg
これをはめている人には申しわけないが、ボクははめたいとは思わない。

理由は3つ。
第一の理由。貧困撲滅運動が、すでにファッションと化しているから。
中田や北島がはめている写真がホームページに載っているが、彼らはノーギャラでこれを引き受けたのだろうか(これについては下で述べる)。
このような流行は、ブームが去ればすぐに忘れ去られる運命にあるように思えて仕方がない。

第二の理由。世界の連帯を訴えているのに、実際はごくわずかの国、しかも北の先進国でしかキャンペーンがおこなわれていないから。

ホワイトバンドのホームページをみると明らかだ。
「世界で同時に行っています」と謳いながら、実際イベントを行っている国は米、日、英、仏、独、西、カナダの7つしか挙げられていない。
先進国の人間たちの自己満足や!と斬るのはうがった見方だろうか。
あと、ボクは、アジアやアフリカ、南米などをいつまでも「=イコール貧しい」でくくってしまう考え方が好きでない。「=イコール貧しい」は、これらの地域の独自性や文化的な豊かさを無視してしまう、いわゆるオリエンタリズム的な見方だと思う。
また、先進国の人間からは貧しいと見えても、彼らすべてが自分たちのことを貧しいと思っているとも限らないだろう。そもそも、われわれの考える「貧しい」という概念も世界共通とは思えない。

第三の理由。これを買った収益金がどこに流れるかが、不透明なため。

ホームページによると、このホワイトバンド販売による収益は、貧困生活者を直接支援するための募金ではなく、世界の貧困問題に対する啓発活動費、およびNGOなど市民社会組織やネットワークが取り組む貧困問題の解決にむけた活動資金として活用されるとのこと。
このような大々的なキャンペーンをおこなうとすると、それに伴う経費(製造費、流通費、プロジェクト広報費)はかなりの額にのぼると思われる。それらを差っぴいて活用される活動資金は、要は、人件費と備品購入費ということではないだろうか。さらに、上記のプロジェクト広報費として、N田やK島らにギャラが出ている可能性だってある。
そういうことまで、きちんとホームページにでも書いておけばいいのに、書かない。

ちなみに、ホワイトバンドの製造元は中国とのこと。ホワイトバンドまでをも作る中国はますます経済発展を進める。そして、偽物が出回るようになるのはもはや時間の問題か。

話がそれるが、アチェの地震・津波のときも、赤十字に寄付すると半分以上は現地に届かないまま、途中で消えてしまう、と聞いたことがある。これは、その筋の人の話なので、信頼できる。
募金活動を行うときは、集めたお金の使用用途を明確にさせておくことが肝要であろう。

ただし、ボクはこのような世界的な問題を克服しようという運動に反対しているわけではないので、誤解されないよう。

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追記:
ああ、書いていることがオヤジ臭い。ホワイトバンドだけでなく、こんな自分も嫌になってしまう(笑)
Sariさんの「ホワイトバンド」よりトラックバックさせていただいた。
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by gonta_i | 2005-10-08 00:55 | 日常

秋の愁嘆

「秋の愁嘆」 中原中也

あゝ、秋が來た
眼に琺瑯(はうらう)の涙沁む。
あゝ、秋が來た
胸に舞踏の終らぬうちに
もうまた秋が、おぢやつたおぢやつた。
野辺を 野辺を 畑を 町を
人達を蹂躙に秋がおぢやつた。

その着る着物は寒冷紗
兩手の先には 輕く冷い銀の玉
薄い横皺平らなお顏で
笑へば籾殻かしやかしやと、
へちまのやうにかすかすの惡魔の伯父さん、おぢやつたおぢやつた。
(一九二五・一〇・七)

(手元にあった、大岡昇平編.1981.『中原中也詩集』岩波文庫,303頁.を参照した。)
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by gonta_i | 2005-10-06 23:54 | 日常

今日、ラマダン入り

今日からラマダン(断食月)です。

インドネシアのラマダン明け大祭、すなわちイドゥル・フィトゥリは
11月3日か4日とのこと。イスラーム新年は1426年です。
(参考:「じゃかるた新聞」の「2005年インドネシアの祝日」)

今日から一ヶ月弱の間は、ムスリムの人たちは毎日日の出から日の入りまで何も口にしないことになっています。

上記の現地邦字紙「じゃかるた新聞」には、「断食月の主な注意事項」として以下の項目が挙げられていました。ボクはインドネシア(あるいはイスラーム圏)に長期滞在したことはないけれど、↓を読んでなるほどなあと思わされました。

 ・断食を行っている人の前で公然と飲食をするなどの行為は避ける
 ・インドネシア人従業員の作業効率は低下するが、いらいらしないことが肝要
 ・断食期間に入ってから1週間から10日くらいが最も苦しい時期だと言われる。風邪や胃潰瘍などが流行るといわれ、注意が必要。病人、月経中の女性、妊婦、子ども、旅行者などについては免除または禁止されている。
 ・ムスリムを招く昼食会はなるべく避ける。夕方6時以降の夕食接待はむしろ喜ばれることが多い
 ・睡眠時間が一般的に不足するため従業員の健康管理には注意する
 ・インドネシアの宗派(シャーフィー学派)は断食は個人と神との問題として考える傾向が強く、異教徒や他人への強制は行わないなど比較的寛容

インドネシアの友人たちにラマダン明け祝いの手紙(日本での年賀状のようなもの)を送らないといけない。今ぐらいに送っておかないと、ラマダン明けまでに届かないらしい。通常はジャワやバリなら東京から1週間くらいで届くが、この時期はラマダン明け祝いの手紙が殺到するとのこと。
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「シンガポール絵日記」よりトラックバックさせていただいた。
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by gonta_i | 2005-10-05 07:57 | インドネシア